悔しさの内訳

3/16は東海地区の16大学が集まって行う合同卒業パーティだった。各大学のダンスサークル4年生がショーケースを用意し、コンテスト形式で発表するという企画。大学生活の4年間を共に駆け抜けてきた仲間たちとの最後のショーケース。その舞台がzepp nagoyaという大きな舞台だったことに感謝したい。
 
(合同卒パ1/7)
本番は緊張もなく、最高に楽しむことができた。そういう意味ではこのイベントは大成功だった。でも結果発表のとき、色んな気持ちが湧いて、落ち込んでしまった。優勝は名古屋大学。ただ悔しかった。楽しめてなかった。反省。
 
(合同卒パ2/7)
ダンスに優劣はない、順位をつけるものではない。理解してるけど、今回はダンスじゃなく「このサークルに入りたい」と思う順位。僕はダンスよりサークル運営に力を注いできた。だからサークルとしての地力を競うこのイベントは、まさに4年間の集大成だった。本気で勝とうと思った。
 
(合同卒パ3/7)
この4年間、何度も名大のダンスに泣いた。サークルとしての懐の深さに感動し、自分のサークルにもこれだけの深みを与えたいと。同じになりたいとは思ってないけど、僕にとって名大は目標で、そういう意味で今回は権威への挑戦でもあった。
 
(合同卒パ4/7)
名大の優勝は予定調和でもある。出来レースと抗議するつもりはない。自分のサークルに投票するのは自然な行動だし、僕たちもその恩恵を受けている。人脈の多いサークルが有利なのは最初から認識していた。人脈では勝ち目が無い。だから、それを踏まえたショーを組み立てた。
 
(合同卒パ5/7)
すなわち、ダンスの巧拙ではなく、賑やかで楽しそうなショー。ダンサーでない一般客の方に狙いを定めた。そしてあわよくば他の大学生の票すら奪ってしまおうと。終わった今、お客さんが何を思ったかはわからない。票の内訳も知らされない。とにかく僕らは名大に負けた。
 
(合同卒パ6/7)
いつになく結果を意識した。終わったあと、いつものように「自分たちが楽しめたからよかった」とは思えなかった。歴代最高と確信できるこのメンバーで、卒業前に、対外的に通用する実績をサークルに残してやりたかった。
 
(合同卒パ7/7)
ともあれ、一晩たって気持ちは随分落ち着いた。結果はともかく、いいショーを出来たと思う。名大も他の大学のショーも素晴らしかった。いい思い出になりました。